先週のドル円 +90ピップス
まずは火曜日の時点で1のラインとTLを根拠にショートを打ちました。ここで1つ懸念がありました。それは月曜の下落後上昇の調整波がトレンドをつけていること。1で反応して下落はしましたが調整波としてはまだ伸び余地があることがフィボを使うと分かっていました。僕の場合は目線は下だったので月曜の安値まではいくだろうと思っていたので110.2ぐらいまで狙っていました。1では調整の上昇波は完成せず2のラインでようやく完成。フィボで61.8から161.8まできちんと動いていました。
1のラインを抜けてTLも抜いてはいたんですが、長期のEMAを抜けて2の高値を抜けないと下目線は変えないと決めていたので2の高値のネックラインで追加ショートしました。あとあと考えるとここのポジションがベストな場所でしたね。調整波がきちんと完成してそのTL抜けからは一気に動いていきました。最初の下落で月曜の安値のネックライン付近まで一気に落ちましたが、僕はもっと落ちると期待していました。結果はそこから調整波が出て一転上昇になってしまいました。
今週思ったのが、こういう風に一度自分の思った通りに動いた後に逆行されるとイライラが半端ないということ。何度も何度も価格をチェックしたり寝ている時も考えていることで睡眠の質も低下してその週全部に悪い影響がでてしまう。ポジションをとる時は2分割してとるので1つはネック付近で決済して勝ちを確定し、もう一つは下まで引っ張るという風にした方が良いと思った。
1度ネック付近まで落ちた後また上昇になった時、僕の中では2つの感情が入り混じっていた。1つは下目線だからこれは調整の動きだと思う気持ち、もう1つはここからトレンド転換してしまうのではないかという不安。結果はやっぱりチャートは正直に動いていて週前半の調整波のラス押しを抜けたのでネックラインへの戻りをとりに行っている動きだった。水曜日の下落が節目なく一直線だったので一番上のラス押しにまず戻りが入った。
ここで本当はショートを追加できるのが一流だと思うんだよね。というのは目線を完全に下で固定していればこの戻りの動きはチャンスが近づいていると捉えることが出来るわけで、たとえピンポイントでエントリーできなくても最初の反応を見て次の動きからは確信をもってショートを打てる。これも水曜の下落前のチャートパターンから推測ができる。下落前に下がりのDTをついていてその2点を結んだラインがぴったり被っている。DTだからこちらもDTになり角度もほぼ一緒になる。これは経験則だが今まで何度も見ている。
しかし、木曜日の時点ではそんなことを考えていなかった。理由は気持ちが上昇に転換してしまうんではないかという不安に支配されていたからである。でも、よくよくチャートを見ると上昇に転じる根拠はまるでない。むしろ下目線に対する根拠が増えているだけであった。結局、気持ちが先になんの根拠もなくブレてきたせいで、チャンスを見逃してむしろピンチととらえてしまったいた。無駄に不安に募らせ疲れていただけで、本当は追加できるチャンスが笑顔で向かって来ていただけだった。
やはり、目線を固定して明確な転換シグナルを出すまでは無駄に先を予想して不安になる必要はない。トレンドが転換するにしてもトレンドがしっかり完成しないと転換はしないと考えればいいと分かった。
今週はとりあえずドル円はお休みかなという印象。4Hでみると5波形成しているし、先週の下落がネックラインで止められているのでここからすぐにショートを持つことはできないかな。やるとしたら安値を更新したことでTLになったラインまでは引き付けてからショートを直近安値のネックラインまで狙う感じかな。
最後にもし、自分を信じてエントリーしていたらどんなトレードが出来たかを復習。
まずは水曜の下落前に2のラインでショートを2つ持ち、1つを水曜の下落で決済し90ピップス。1つは保持。次にその後の調整から1つ持ち最安値のネックラインまでとり70ピップス。最初の高値からのショートもここで決済し100ピップス。合計260ピップス獲ることが出来る。これは全部1度は考えた動きなので再現可能。次はこれを完璧にこなす。